この作品について
執筆時期:令和6年1月
【本作品の売上は令和6年能登半島地震の記録画制作の取材費として使わせて戴きます】
※本記録に関する詳細は以下をご参照ください。
https://www.facebook.com/artshinsai
二度泣き橋と呼ばれる開運橋や石川啄木の碑が立つ盛岡城址から仰ぎみる岩手山は盛岡市民にとっての心の風景であり、これほど県庁所在地と山が寄り添っている都市は他には見られないのではなかろうか。
しかし心に刻まれた風景だからこそ描くことが難しく、象徴的に片富士を描きながら市民の心と合わさる構図となるなかなか見当たらない。
その様な思いを抱きつつ市東側の岩山展望台まで登ると、今まで追い求めていた岩手山の姿があった。
鈴木 誠
日本山岳画協会・東日本大震災の記録実行委員会
東日本大震災・熊本地震などの被災地を描く震災画家として活動中で、震災記録画展「描き伝える東日本大震災」を毎年開催。
NHK「週刊まるわかりニュース」特集(2023.3.12)、日本経済新聞「文化」掲載(2022.3.11)、NHKおはよう日本特集(2015.5)他報道多数。