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登山者のための絵画の基礎知識 絵の具について(その1)

絵画の基礎知識について連載してまいります。先ずは絵の具について学んでみましょう。絵画は主に油絵、水彩画、日本画に分かれます。絵の具は顔料とバインダー(展色材)を練り合わせて作られています。その種類の違いというのは、基本的にこのバインダーの違いです。

油絵の具は顔料をポピーオイルやリンシードオイルなどの植物油で練ったもので、 油が空気に触れて酸化重合することで固まります。油絵が描いてすぐに乾かないのは、この化学変化がゆっくり進むためで、制作にじっくり時間をかけることができます。

水性絵の具のように水が蒸発するのと違い、油がそのまま固化しますので、乾燥後も厚みがほぼ変わりません。油絵の具はオイルで解いて描くことによって独特なツヤやタッチがあらわれ重厚な表現が可能です。

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