この作品について
執筆時期:夏の終りの夕暮れ
北穂から槍方面の景色は、私の最も好きな場所の一つです。この日は朝から上高地を出発し、へとへとになりながら北穂小屋に到着し、頂上へ上がると下からガスが湧き上がり、辺り一面真白な世界となり、とても不思議な感覚でした。
しばらくすると槍の穂先が現われ、大喰、中岳、南岳と再び姿を現わし、北面の空が様々な色に輝き、しばらくの間ぼーっと、この美しく雄大な自然現象に見とれていました。
小林 浩子
日本山岳画協会
・示現会展
・元陽会展
・日本山岳画協会展
・北アルプス展望美術館展
・大町山岳博物館展
・安曇野山岳美術館
・丸山晩霞記念館特別展
・モンベル展
・一虹展