この作品について
執筆時期:2023年1月
寄木の手法を用いた山岳風景の彫刻作品です。
北アルプスの中央部、裏銀座の鷲羽岳をモチーフにしています。
三俣山荘から南西方向に少し標高を上げた位置から見た風景です。
作品の中央が鷲羽岳、左の小高いピークがワリモ岳となります。
着色はせずに木の風合いや模様をそのまま生かしました。
岩場の部分には色の濃さを変えたセメントを、それ以外の箇所に9種類の木を使い、252個の三角形をポリゴンのように組み合わせて立体的に見えるよな配色を心がけました。
山がお好きな方や、登山をされる方へのプレゼントにもオススメです。
サイズ:幅630×高さ215×奥行き25mm
重 さ:これから測定します
素 材:ホウ、ウェンジ、ウォルナット、黒檀、ブナ、ケヤキ、白樺、セメントほか
仕上げ:ワックス
背 面:壁掛け用金具、ビニールロープ
COOBA
長野県松本市を拠点にデザイナー・木工作家として、「山」をテーマに彫刻作品を制作しています。
木の素材そのものの模様や色合いを生かし、寄木や象嵌といった手法を用いた山岳風景の作品が特徴です。