この作品について
執筆時期:初夏
5月から6月にかけ、東北、北海道を旅行した。
仙台からのバスに乗り蔵王に向かう。
天気はあまり良くなく、折角のお釜も見られないかと諦めていた。
ところが頂上に着く頃に雲が徐々になくなってきた。運よく奇跡だと思った。
お釜は絵のように見え、美しい水の色に感動した。
湖を囲む山々には霧が残り、幻想的な光景を醸し出してくれた。
私の数少ない感動の経験であった。
大久保 勇
春陽会、日本版画院、静岡県版画協会
日本版画院 奨励賞(2019年)
静岡県版画協会 静岡県知事賞(2009年)
第99回 春陽展 会友賞(2022年)
第71回 板院展 院友賞(2022年)